• 2016 Autumn and Winter issue
  • by JOURNAL STANDARD relume

「らしさ」をまとう、あのひとのスタイル

issue11 Go Nakano & Shigeaki Shito

落花生にてんさい糖と塩を加えただけ。無添加のピーナッツバターが人気のブランド HAPPY NUTS DAYを手がけているのは、アートディレクターとしても活躍する中野剛さん。実は彼、かつてはスケートボードを思いっきりやりたくてニューヨークの高校に通っていたほどのスケーターだった。「当時はそれでゴハンを食べていこうと本気で思っていました」。しかし、その後、ノンバーバルコミュニケーションと言われる言葉に頼らないコミュニケーションに興味を持ち、デザインを学ぶために美大に進学。広告代理店に就職し、アートディレクターとして数々の商品のブランディングに携わってきた。
そんなある日、中野さんは趣味で続けているスケートボードの仲間のひとりから、千葉県・九十九里町の名産である落花生を使ってなにかできないか? と相談を受ける。そして、それからほどなくスケボーで遊んだあと、みんなでピーナッツバターをつくるという流れが定番となった。「最初はカセットコンロとフライパンを使って焙煎した落花生を、すり鉢に入れて棒でゴリゴリすっているだけだったんです。でも、だんだん焙煎にも凝るようになり、近所の焙煎屋の方に相談などをしているうちに、ピーナッツバター作りにどんどんのめり込んでいきました」。そして、2011年にHAPPY NUTS DAYを設立。昨年の夏には広告代理店を退職し、現在はピーナッツバター作りに勤しみながら、アートディレクターとしても活躍を続けている。

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HAPPY NUTS DAYで作るピーナッツバターの材料となるのは、収穫された落花生の中でも煎り落花生として商品にならない、サイズがバラバラのものだ。これまで無下にされていたものが、ピーナッツバターにすることで輝きを放つ。実はこれ、スケーターが得意とすることなのだと中野さんは言う。「スケーターって、誰もがなにも思うことなく通り過ぎる階段や手すりなどを見てめちゃくちゃドキドキしてるんです。この階段でどんなトリックを決めてやろうかとか、こんな技で滑ったらカッコイイとか考えながら」。つまり、誰もが本来の用途以上の価値を見出していない階段や手すりに対してドキドキできる力、価値を見出す力がスケーターには抜群に備わっている。そして、それはさまざまなものに通じると中野さんは話す。HAPPY NUTS DAYに関していえば、「ピーナッツバター作りを通して、農産物の価値の高さを伝えるのがボクたちの役目」とは中野さん。ピーナッツバターを作るようになってから、中野さんは落花生畑のある九十九里町によく足を運ぶようになり、この地域に居を構えていたことも。そこで出会ったのが、プロサーファーの市東重明さんだ。九十九里町で自身のブランドの名前を冠したサーフショップLazyboyskillを経営する彼は、中野さんがサーフィンを始めるきっかけとなった人。「市東さんを見てピカイチでカッコイイなと思って、ボクもサーフィンをやりたいんですと伝えました」。それからは海で会うと一緒に波にのり、市東さんの姿を見ながら、そのテクニックを学んできたという中野さん。「サーフィンはいろいろなものの学びになりますね。波は常に動いていて一定じゃないし、日によっても場所によっても違う。それに対して自分が合わせるってところがすごいし、おもしろい。上手な方はあまりパドリングをしなくても波にのるんです。どこでのればいいのかっていう場所の読みができるんですよね」。

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中野さんから見た市東さんは「Lazyboyskillの店内に記された“Style is everything・・・”の言葉が象徴するように、スタイルを追求する姿はカッコイイし、それを長く続けることはかなりの努力が必要だと思います。ブレないところがスゴイですよね」。逆に市東さんから見た中野さんは「もの静かそうに見えるけど、仕事やなにかのプロジェクトのことになるとかなりアグレッシブに動く人。自分はアイデア自体はたくさんあるのですが、手つかずのままなので、中野さんのフットワークの軽さには憧れます」。市東さんがそう評するように、中野さんも自分自身を「見たらすぐに走り出すタイプ」だと分析する。「なにかを始めようと思った時に、一歩目の歩幅が0.001歩でもいいからとりあえず踏み出してみる。そのうちなんとかしなきゃという状況にぶちあたるのですが、そこに辿り着くまでが第一歩という感覚です」。 とはいえ、ふたりは根底の部分では似ていて、市東さんは「人の目を気にしたり人と比べたりしないで、自分がやりたいことをやる。それだけ!」と話す。それは中野さんも同じで「余計なことを気にして体力を使い切っちゃってる人がいる。もっとシンプルに生きたらいいと思う」。そんなふたりの最近の話題は、九十九里でおもしろいことをやること。市東さんの頭の中には具体的なプランがたくさんあるそうで、中野さんと組めば、その構想が実現へと一気に動きそう。近い将来、どんなすごいことが現実となるのか? ワクワクしながらその時を待ちたい。

item list

JOURNAL STANDARD relume の新作アイテムを、
お気に入りの私物と合わせてコーディネイトいただきました。

  • Item list1

    オーバーオールに合わせたのは、最近のトレンドアイテムのひとつナイロンのコーチジャケット。ブラックのマットな色味と少しタイトなシルエットで品の良い雰囲気に。同系色のキャップを合わせてカジュアルながらも大人っぽくまとめている。

    • JOURNAL STANDARD relume

      ナイロンコットン
      コーチジャケット

      ¥11,000+(tax)
    • THUMPERS

      NYC USA CAP

      ¥5,000+(tax)
      BUY
  • Item List2

    サーフィンで日焼けした肌の色に合わせて、ブルー、ネイビー、カーキと濃い目のアイテムをチョイス。落ち着いた大人のサーファーコーデに。短パン、ビーサンに毛足の長いカーディガンの組み合わせ、サーファーならではの秋スタイルを演出。

    • L.G.F.G by melple

      シャギーニットカーディガン

      ¥12,000+(tax)
    • WILLY CHAVARRIA

      L/S PIMA POCKET TEE

      ¥12,000+(tax)
  • Item List3

    ロングのTシャツはオーバーサイズが今の気分。ただ大きいだけでなく、バランスを考えてデザインされているので、すっきりと着こなせるのもポイント。全体的にシンプルながら、足元に個性的なスニーカーを合わせて印象的なスタイルに。

    • JOURNAL STANDARD relume

      California OVER SIZE
      クルーネックTee

      ¥10,000+(tax)
      BUY
    • JOURNAL STANDARD relume

      ES 2WAY JOGGER PANT

      ¥8,000+(tax)
      BUY
    • THUMPERS

      NYC USA CAP

      ¥5,000+(tax)
      BUY
    • REPRODUCTION OF FOUND

      FRENCH MILITARY
      TRAINER

      ¥18,000+(tax)

※その他本人私物。

next story

阿久津ゆりえ&石川瑠利子

阿久津ゆりえ&石川瑠利子

次回は、モデルとして雑誌や広告を中心に活躍し、そのライフスタイルも注目を集めている阿久津ゆりえさんと、モデル仲間でプライベートでも仲の良い石川瑠利子さんが登場します。
公開は10月上旬の予定です。お楽しみに。

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