• 2016 Spring and Summer issue
  • by JOURNAL STANDARD relume

「らしさ」をまとう、あのひとのスタイル

issue05 Yu Nakamura & Mateus Bagatini

笑顔があれば人は幸せになれるもの。そのためのツールとして料理を選び、さまざまな活動を行っているのが40 creations代表の中村優さん。「おいしいものを食べて笑顔にならない人はいない」。そう話す彼女は、学生時代に“料理を作るからタダで泊まらせてほしい”とお願いしながらヨーロッパを3ヶ月ほど旅した経験をもつ。その時に、自分の人生で大切にしていきたいものを笑顔と料理に決めた。 中村さんが40 creationsで行っている活動のひとつに、世界中のおばあちゃんを訪ねてレシピを聞くというものがある。対象は現在80歳以上の方のみ。理由は「私たちは生まれた時からなんでも揃っていましたが、戦争を経験した彼女たちは、焼け野原でなにもない状態からなにかを生み出してきた人たち。すごくクリエイティブで超おもしろいんです」。例えば、近所の人たちと宴会を行う習慣があるジョージア(旧グルジア)で、貧しくても他人をおもてなしできるようにとクリエイトされたのが、スープの具材で入れる肉のような謎のかたまり。実は玉子を焼いて作ったもので「この料理があれば、安価で人をもてなすことができるし、“これおいしいけど、なんだろう?”と話が盛り上がり、楽しく食事ができるんです」。 そんな中村さんがブラジル出身のグラフィックデザイナー、マテウス・バガチーニさんと出会ったのは、今からおよそ2年前。目黒のシェアオフィス IMPACT HUB TOKYO を利用していたふたりは、Airbnbの話題をきっかけに意気投合。ほどなく中村さんが自ら運営しながら暮らすシェアハウスに、マテウスさんも入居することになった。中村さんはマテウスさんと出会った時の印象について「一緒にいても疲れないし、とても居心地の良い感じがしたんです」と振り返る。ふたりとも複数の国で仕事をした経験があり、いろいろな人を受け入れられる度量がある。いつも自然体で、お互い余計な気を使わなくていいところもよかったそう。

  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini

仕事は別々だが、つねづね「なにか一緒にやりたいね」と言っていたふたり。ある日、マテウスさんが突然ひらめく。「あっ、わかった! ZINEをつくろう!」。そこから、その時の気分を料理とデザインで表現するZINEの制作プロジェクトがスタートした。現在2号まで発行されていて、全体のテーマは1号目が“ごきげん”、2号目は“エスケープ”。中村さんが料理に関するコンテンツを担当し、マテウスさんがグラフィックデザインを手がけている。じゃがいもスタンプをデザインに取り入れるなど、どちらもZINE全体にふたりらしいアイデアがギュギュッと詰まった一冊だ。 ZINEが完成すると出版記念パーティを行うのがお約束で、その号のテーマに合わせた料理をゲストに振舞っている。「日本人は素材に感謝するし、リスペクトがある。それが超興味深い」、「食卓を囲んで食事をするのはブラジルも日本も同じ。だからパーティはすごく心地いい」など、ZINEをつくることで日本の料理や料理文化も学べるというマテウスさん。今では肉じゃがや親子丼、お好み焼きなども自分で作れるようになった。 ふたりが同じシェアハウスに住んでいた頃はよくホームパーティも行っていた。そこで今回、キッチンのあるレンタルスペースTABLE COMPANYで、実際に料理を作ってもらうことに。 青山のFarmer’s Marketで買った食材をふたりで手際よく調理すると、あっという間に5品のごちそうが完成した。中でもトルティージャと呼ばれるスペイン風オムレツは、現地のおばあちゃんから教えてもらったレシピで作った中村さん自慢のひと品。サラダの盛り付けはマテウスさんが担当し、ケールの花を大胆に使った、本人曰く“いけばなサラダ”ができあがった。中村さんは「マテウスはお茶目なので、いつもチャーミングな飾り付けをしてくれます」と笑顔を見せた。

  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini
  • Yu Nakamura & Mateus Bagatini

実は中村さんは旦那様の仕事の関係で、2月上旬からタイを拠点に暮らしている。今後は食に関する商品を開発することが目標だ。「タイはフルーツが豊富なので、それを使ったアイスクリームや、ナチュラル素材で歯磨き粉を作ることなどを構想中です」。一方、マテウスさんは日本の大学に入学して、日本文化やリベラルアーツを勉強したいと話す。さらに「将来は、故郷のサンパウロで日本の文化や日本語を教えたいですね」と、その先も見据えている。これからそれぞれがさまざまな経験を重ねていくことで、ふたりがつくるZINEにどんな変化が生まれるのか? 中村さんとマテウスさんにしかつくれない、スペシャルなZINEの今後がますます楽しみだ。 今回ご協力いただいたお店
IMPACT HUB TOKYO / 〒153-0063 東京都目黒区目黒2-11-3 印刷工場1階(website
TABLE COMPANY / 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-15-4 東郷ビル1F(website
Farmer's Market @ UNU / 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70(website

実は中村さんは旦那様の仕事の関係で、2月上旬からタイを拠点に暮らしている。今後は食に関する商品を開発することが目標だ。「タイはフルーツが豊富なので、それを使ったアイスクリームや、ナチュラル素材で歯磨き粉を作ることなどを構想中です」。一方、マテウスさんは日本の大学に入学して、日本文化やリベラルアーツを勉強したいと話す。さらに「将来は、故郷のサンパウロで日本の文化や日本語を教えたいですね」と、その先も見据えている。これからそれぞれがさまざまな経験を重ねていくことで、ふたりがつくるZINEにどんな変化が生まれるのか? 中村さんとマテウスさんにしかつくれない、スペシャルなZINEの今後がますます楽しみだ。 今回ご協力いただいたお店
IMPACT HUB TOKYO / 〒153-0063 東京都目黒区目黒2-11-3 印刷工場1階(website
TABLE COMPANY / 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-15-4 東郷ビル1F(website
Farmer's Market @ UNU / 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70(website

item list

JOURNAL STANDARD relume の新作アイテムを、
お気に入りの私物と合わせてコーディネイトいただきました。

  • >¥8,800+(tax) 迷彩ジャケット

    夏らしい薄手のドレスの上に合わせた、オーバーサイズの迷彩ファティーグジャケットが今の気分にぴったり。軍規格のアイテムもつくるブランドが手がけた本気のミリタリージャケットは、サラリと羽織ることで、こなれた上級者コーデに。

    • ROTHCO

      迷彩ジャケット

      ¥8,800+(tax)
      BUY
    • ATELIER DELPHINE

      プリントワンピース

      ¥28,000+(tax)
    • TEVA

      サンダル

      ¥7,300+(tax)
      BUY
  • ¥39,000+(tax) スカジャケット

    ナチュラルなカラーでまとめた、力みのないコーディネート。メガネのテンプル部分とスカジャケットの色味を合わせてポイントをつくり、ほかはなるべくシンプルに。細身のキャンプパンツは今っぽいシルエットで何にでも合わせやすい。

    • REMI RELIEF × JOURNAL STANDARD relume

      スカジャケット

      ¥39,000+(tax)
    • JOURNAL STANDARD relume

      ミニ裏毛ヘンリーネックTee

      ¥6,500+(tax)
      BUY
    • snow peak × JOURNAL STANDARD relume

      キャンプパンツ

      ¥18,000+(tax)
    • TWO SON

      スエードスニーカー

      ¥18,500+(tax)
  • ¥5,500+(tax) メンフィスコットンTee

    ルーズな雰囲気のストライプパンツに、肩の落ちた大きめのTシャツを合わせたシンプルなコーディネート。特徴的なシルエットとサイズ感のアイテムを組み合わせることで、雰囲気のある個性的な着こなしとなっている。

    • JOURNAL STANDARD relume

      メンフィスコットンTee

      ¥5,500+(tax)
      BUY
    • JOURNAL STANDARD relume

      テーパードパンツ

      ¥10,000+(tax)
      BUY
  • ¥10,000+(tax) No.66リネンシャツ

    着心地の良いリネンのシャツに、ちょっとゆるめで柔らかな素材感のパンツをコーディネート。料理などなにか作業などをする時でも動きやすく、それでいて、サマになる。着丈が短いシャツは、タックアウトでもすっきりとした印象だ。

    • JOURNAL STANDARD relume

      No.66リネンシャツ

      ¥10,000+(tax)
      BUY
    • JOURNAL STANDARD relume

      ミニ裏毛ヘンリーネックTee

      ¥6,500+(tax)
      BUY
    • JOURNAL STANDARD relume

      タンボマチャイ ガーメントダイ
      イージーパンツ

      ¥11,000+(tax)
      BUY
    • TWO SON

      スエードスニーカー

      ¥18,500+(tax)

※その他本人私物。

next story

Kazuya Takahashi & Ai

Kazuya Takahashi & Ai

次回は、ギャラリースペースがあり、雑貨も扱う小さな書店を営みながら、本にまつわるイベントも主催する高橋和也さんと奥様の愛さんがご夫婦で登場します。
公開は5月中旬の予定です。おたのしみに。

「Life is...」の更新情報は公式インスタグラム、またはメールマガジンでお知らせしています。ぜひご登録ください。

公式インスタグラム公式インスタグラム
メールマガジンに登録メールマガジンに登録

Back number

  • 稲葉基大 & 浅野理生稲葉基大 & 浅野理生
  • 柴田隆寛 & 桜太郎柴田隆寛 & 桜太郎
  • 八島巧実 & 絢八島巧実 & 絢
  • 中村優 & マテウス・バガチーニ中村優 & マテウス・バガチーニ
  • 高橋和也 & 愛高橋和也 & 愛
  • 五宝賢太郎 & 相楽陽子五宝賢太郎 & 相楽陽子
  • 山井理沙 & 菅純也山井理沙 & 菅純也
  • 錦織宗一 & 直美錦織宗一 & 直美
  • 坂本美雨 & 山口博之坂本美雨 & 山口博之
  • 中野剛 & 市東重明中野剛 & 市東重明
  • 阿久津ゆりえ & 石川瑠利子阿久津ゆりえ & 石川瑠利子
  • 山根敏史 & 春山麻美山根敏史 & 春山麻美
  • Mariya Suzuki & 山根梨絵Mariya Suzuki & 山根梨絵
  • 栗原友 & ペロ栗原友 & ペロ
  • 武宏 & 遠藤亜美武宏 & 遠藤亜美
BACK NUMBER 一覧を見る